ペンション・ラクーン ロゴ
新着情報ラクーンについて内容一覧空室状況トップページへ

筑波大学・土地利用研の中山道・奈良井宿レポート

筑波大学の社会工学系、土地利用研究室の夏期ゼミが、7月26日から29日にかけて行われました。
7月27日に皆さんで奈良井宿へ町並みを見に行ったのですが、そのときの感想などを書いて下さいました。
古い町並みを歩くのが好きだという方は、是非ご覧下さい。

以下が、筑波大3年の○○さん(匿名希望)が、書いて下さった原文そのままです。ラクーンのPowerBookに直接入力して下さいました。(どうもありがとうございまーす。)

1.木曽路奈良井宿とは

 奈良井は古く鎌倉時代から宿駅としてそのなを広く世間に知られていた。中山道六十七宿の中でも屈指の大宿で、俗に奈良井千軒といわれていた。時の流れによってその形体は少しは変わってゆくが、奈良井は現在でも昔の面影を残していることは全国でも稀にみる貴重な存在であるということで、昭和53年に「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、永久に保全されることとなった。

2.感想

山中の緑の美しい道を抜けて、奈良井に到着しました。最初に出迎えてくれる駅舎からして、奈良井の町並みを予感させる建物です。街道の入り口にたつと、昔の人が今にもやってきそう・・・というのは少々大げさですが、落ちついた、なかなかいい感じのところです。さあ、中に入って行きましょう。(前だけを向いて歩きましょう。決して振り返ってはいけません!)

町並みは、もちろん素敵ですが、よかったのが水場です。道に沿って歩いていると、何カ所かあります。私たちが行った日は、日差しの強い日だったので、この水のうれしかったこと。昔の人々の優しさを、そして、それを守っている住民の方の心を感じます。

道を歩いていると、この家の中を覗いてみたくなりますよね。そんな時は、上問屋資料館や中村邸という資料館に入ってみて下さい。特に中村邸のおばちゃんは、昔のことをよく知っていて、いろいろと教えてくれます。喫茶店とか、床屋さんなども入ってみるといいかもしれません。看板が、周辺の雰囲気を乱さないようによく工夫されているので、見落とさないように!

入ってみるべきといえば、コンビニの「スパー」もあります。(スーパーではありません。スパーです。)ここも、普通のコンビニと違って、大きくて派手な看板などはありません。入り口前の灯ろうに、ひらがなで「すぱー 奈良井店」とあります。もちろん中はコンビニそのものですが、せっかくの町並みを壊さないように気を使ってあるのが、非常に好感が持てます。このまま、この貴重な町並みを守っていって欲しいですね。興味を持たれた方は、是非訪れてみて下さい。


1996年7月31日登録

信州八ヶ岳 富士見高原・ペンション・ラクーン
〒399-0101 長野県諏訪郡富士見町境10315-7
0266-66-3166
ご予約専用メール reservation@pension-raccoon.com

このページは富士見高原ペンション・ラクーンのご宿泊のご案内および周辺を案内するために作ったページです。お店などへのお問い合わせ、ご予約は直接お願いいたします。上記の予約はペンションのご予約のメールアドレスです。くれぐれもお間違えの無いようにお願いいたします。宿泊に関するお問い合わせは、ペンション・ラクーン(TEL 0266-66-3166)または、 staff@pension-raccoon.comまでお願いします。